皆様は就活をして定職に就いているわけですが、わたしはこのブログも含めた副業の束を以ってして、それを本業として生活していきたいのです。
そして、副業とは言っても文字起こしやアフィリエイトの様な業務的なものではなく、クリエイターや何かを発信表現することだけでゆくゆくはお金を稼いで生活をしていきたいのです。
わたしはインターネット上で創作活動を行いそれによりお金を稼ぐことを想定しています。しかしインターネットはこんなにも人が居るのに、適切に振る舞わなければ誰も反応してくれません。まるで総スカンのダンスフロアです。何かを発信してもただただ壁打ちしているような感覚を味わい続け、創作意欲や「これで食べていこう」という気概を削いでしまう可能性が大いにあります。
仮に創作意欲やアウトプットをしたい欲を保ち続けることができたとしても、表現を行う場所のせいで(やっぱりこんなのは無謀なんだ…)であるとか、(表現でお金稼ぐのは辞めて定職に就こう…)という発想に至るのは非常にもったいない話だと考えられます。
そこで本題なのですが、「インターネットで表現活動を行いお金を稼ぐ」という半ば無謀に思われる目標を達成するための方法として、
SMARTフレームワーク
というものを採用します。
これはわたしの好きなTwitter連載小説、『ニンジャスレイヤー』の運営陣が採用していた方法です。2022年10月19日現在でフォロワー数70000人を超えるニンジャスレイヤーというTwitterコンテンツが、現在のように花開くまでに経験したと言われる、何を発信しても反応のない空虚な時期(通称:虚無の暗黒)。
そしてそれを乗り越えたSMARTフレームワークの使用方法。それは以下のnote記事にまとめられています。
わたしが説明するよりも上手いし説明が楽しいので、まずはこちらを読んでいただきたく思います(怪しいリンクじゃないよ!noteです)。
読むのがめんどくさいやい!という諸氏のために骨子を説明すると、
「プロジェクトに対する反応が芳しくない時期でも心折れないようにするために、また、結果に対して過剰に悲観的になったり楽観的になったりしないために、数字によってプロジェクトの進行具合を客観的に判断しよう。そのためにSMARTフレームワークで目標を数値化・明確化しよう」
という話です。でも、あの一連の記事は絶対面白いのでいつかは読んでね!
SMARTフレームワークのSMARTを説明すると、目標を明確化するための5つの問いの頭文字を繋げたものです。その質問の内容はものによって定義が異なるらしい(実際検索してみたら上記の記事で紹介されている以外の質問項目を採用しているものがたくさん出てきた)です。
が、今回は上記の記事の問いを参考にしていきます。
すなわち、
Specific(プロジェクトの具体性)
Measurable(数値化可能性)
Achievable(達成可能性)
Realistic(プロジェクトの現実性)
Time-bound(期限)
です。これを参考にしてわたしの目標を明確にしていきます。
わたしの目標とは、インターネットでの活動を通じて
「1年半以内(24年春まで)に月収20万円」
を目指すことです。無謀と思ったでしょう?まあ見ててご覧なさいな。
そのために何が必要か、それをSMARTフレームワークで明確化していったものが以下のものです。
まあ斜め読みしてください!
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Specific(そのプロジェクトは具体的か?)
– 何をやるのか?
– ブログ、YouTube、SUZURI、ココナラ、コスプレイヤー
– 何故それをやるのか?
– お金を得るために。
– クリエイターとして大勢に好かれるために。
– 同級生と比較して一味違う存在になるために。
– 誰がやるのか?
– ほとんど自分。
– 作業は母に外注しても良い
– プロの方に依頼して何かをすることもある
– どこでやるのか?
– 物理環境は実家。
– 電子環境はブログ、Twitter、YouTube、ファンティア、ココナラ
– 制限や必要な設備はあるのか?
– ドメインとサーバーはある。メイクの基本的なものもある。
Measurable (数値で可視化可能か?)
– 具体的な目標数は?
– 月に20万円の収入
– どうやって計測する?
– 口座に振り込まれた分と、欲しいものリストで送られてきたものの値段の合計。
Achievable (達成可能なのか?)
– そのゴールは達成可能か?
– 20万円なら可能
– 実際に求められる作業ペースは達成可能か?
– 卒論が終わるまでは1日3時間(卒論にかけた時間も含む)
– 卒論が終わったら卒業するまで平日7時間、土日祝は休み(平均して1日5時間)(大学受験の時の毎日10時間勉強よりは達成可能性がある。実際それはやったけど、鬱になった。)
Realistic (タイミングと場は現実的か?)
– やる価値はあるのか?
– ある。人と違う自分になれる。理想の自分になれる。
– 今はタイミングや社会環境的にどうか?
– 卒業を控えている今こそやらなければ。
– 終身雇用の時代でもないし、副業が解禁されている波もあるし、パラレルワーカーが良いとされてきている時代だし。
Time-bound(期限は決めたか?)
– いつまでに達成するのか?
– 1年半後の2024年の春までに
– 今から6ヶ月後の状態は?
– 1/3経過だから…単純に月6〜7万円?それならバイトとちょっとで稼げる。バイトで4万。クリエイター業で2〜3万。つまりクリエイター業一本で月6〜7万円稼いでいたいけど、それだけのアウトプットを自分に課すのは精神的に危うくなる可能性がある。
– 今から3ヶ月後の状態は?
– 1/6経過だから…単純に月3〜3.5万?3ヶ月後に月3〜3.5万稼ぐ?お店でアルバイト以外の方法でどうやって?
– 1日当たりの目標は?
– 成長線が直線の場合、3ヶ月後は1日1000円稼ぐのが目標。
– 曲線の場合は…1日何円とするべきなのかわからない。お金換算だとわからないが、そうでない目標ならば、1日1記事をアップすることか、1日に決めた時間分副業収入のことについて思案すること、その2つが目標になる。
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以上が、「一年半以内(2024年春まで)に月収20万円」の具体化です。
これ、考えてて気分が沈んじゃった。
高校3年生の夏に文理転換して半年で難関大現役合格したその実行力を以ってすれば、1年半もあればどんな目標も叶えられるでしょ!と考えていました。
けど、「3ヶ月後に月収3万円」?アルバイト以外の方法で?あのフォロワー数10倍のアカウントの人でさえ月にそんなには稼いでいないと言うのに?
……後からこれを読み返して「あの時は絶対無理だと思っていたけど意外となんとかなるものだなあ」と状況が好転していることを祈ります。
なんて感じに目標を明確化してみました!
けど、身も蓋もないこと言うと「そんなことせず就活せえ」って話なんですよね。
きっと世間はそういうのを求めてるし、そっちの方が楽なんですよ。だってマジョリティーだし、同じ上手くいってない時でも定職に就いてて上手くいっていないのかそうでないのかで世間から見られる目も違うだろうし。
自分一人でお金稼ごうとしたら常に「何をしたら利益を最大化できるか」「今何が流行りで次何が来るか」「時流的にどう振る舞うべきか」という事に対してアンテナを最大にする必要があると思うのです。
しかし、これは就職した事のない者の持つイメージですが、就職したら組織でお金を稼ぐ事になるから概ねの方針は上が決めてくれるし、なんだったら指示待ち人間でもやる事こなせば月にいくらと月収が貰えるではないですか。
もちろん組織に就職した者であっても、今何が流行りで次は何が来るから自分はどう振る舞うべきかは考えているでしょうし、指示待ち人間ではクビにされる可能性が高いでしょうし、そもそも「やる事こなす」が難しいのだろうなとは思います。
そうは思うのですが、組織に属していたら最悪1ヶ月は上記の努力を怠ってもいきなりクビにされて路頭に迷うことは少ないと思うのです。
仮にクビになっても退職金が出ますし、他の側面でも組織に属していたら諸々福利厚生があると思います。
一方個人にはそういった守護や、何かあった時のバッファがわざわざ自分で用意してないと無いように思われます。そういう不安定さの代わりに、ただ自由がそこにある。
そんなイメージがこの一学生の中にあります。
今の時分は組織に入る事も永遠の安定には繋がらないとは思いますが、少なくとも個人よりは安定していると考えられます。
なのでまともに考えたら「就職しよう…」とか「クリエイターとして個人で稼いで生活するなんて夢見がちなこと言ってないで早く定職に就こう…」と思ってしまいます。
狂いの火を絶やしてしまったら安定とマジョリティーに流れていってしまいます。
「わたしはクリエイターとして生活するんだ。有名になるんだ」という狂いを保持し続けなければ願いは叶わない。
リソースという薪をくべて狂いの火を絶やすな。安定したい、みんなと同じになっておきたいという欲求に抗え。
狂いを絶やすな 狂え、狂え Stay Crazy
お金と時間を費やし過ぎて取り返しのつかないところまで早く行け
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